こんにちは!てらもです。
今回は、時間の使い方についての本をご紹介します。
これまで時間術についての本は数冊読んできました。誰しも平等に与えられた24時間。「自分に問いかけることの大切さ。自分の残された時間で何をしたらよいのかを考えさせられた」本です。
紹介する本について
「後悔しない時間の使い方」ティボ・ムリス
この本を一読して欲しい方
・時間を無限にあると思いがちな方
・よく「時間がない」と思っている方
・「集中力」を高めたい
・自分の人生を見つめ直したい
本の構成
はじめに
PART1 生産性の本質を理解する
PART2 時間に対する認識を改める
PART3 有意義な時間を過ごす
PART4 時間を有効に使う
PART5 驚異的な集中力を養う
おわりに
まとめ
よりよい人生を送るには
「ワクワクすることや有意義な時間」「大切な人と過ごす時間」を多くもつこと
- 課題や目標を達成したいのであれば、SNSや携帯など時間の空費をせず、集中して取り組めば、なりたい自分になれる!!明確なビジョンと目標が必要である
- 時間は限られている。どのように過ごすかは自分次第。そのために、絶えず自分に問いかける
いつまでも時間はあると思っていませんか?もしくは、時間は有限だということを忘れていませんか?
本書の内容をざっとリスト化
- 末期患者の心理を記録した、末期患者の大きな後悔は「大切な人たちとの触れ合う時間が少なかったこと」
自分が人生を終える時に、ドラマの続きが見たかった、SNSをもっと見ておけばよかったと思うか。そうではないだろう - 筆者の考える時間を有効活用するためには、より「生産的になる」必要がある
生産的とは、楽しいと思うことや有意義だと感じることをして、その一方で大切な人と一緒に過ごすこと(人生をよりよい時間に過ごす。自分自身が満足できる時間をおくる) - 自分の活動を管理し、適切な課題を適切なエネルギーで驚異的な集中力で取り組む
- 過去は教訓。良い未来を想像する最悪のケースを想定して自分がうまく対応しているケースを想像する
- 自分の人生を満足させるためには、「絶えず自分に問いかける」
今日自分が有意義に過ごすための問いかけをする
→今、SNSやゲームをしている時間は、どんな役に立つのか、本当にやりたいことなのか
→ビジョンを明確にする 今日することが目標達成のためのものかはっきりさせるために - 自分の活動を管理してより効果的に活動する
→1日のスケジュールを見直そう。何に時間を使っているのか把握する - エネルギーを蓄える 睡眠改善・健康的な食生活・運動
→重要な課題にエネルギーを費やすために
先延ばしにしないために
そもそもなぜ先延ばしにしてしまうのか?
・目標が明確ではない
・現状に対する認識が不十分である
・集中力が乏しい
・自己不全感にさいなまれている(やるかやらないかで未来が大きく違う)
・切迫感がない(締切を設定する)
・効果的なルーティーンがない(ルーティーンを確立する・お茶を飲む、深呼吸するなどシンプルでOK)
・注意を逸らす要因がある(スマホの電源をきる)
・やることがいっぱいで身動きがとれない
これらの原因一つ以上は心当たりありませんか。
自己不全感は、どんなに成功した人でも抱いている。その中で、自分にはできないと諦めて何もしないのか、もしくは目の前の課題に全力で取り組むのか。結果は全く違うものになる
「時間がない」は被害者ぶっている!
「時間がない」は使ってはいけない最も危険な言葉
・「時間がない」は無力感に苛(さいな)まれている=被害者ぶっている
・忙しそうにすることはかっこよく見えて、何かを成し遂げているようにみえる
・バタバタしているのは自分にとって何が大切かわかっていない
・何かを目標を達成したいと思うならば、時間の使い方に責任を持つべきである
自分にとって何が大切なのか見極める必要がある
勉強・運動・子ども・副業・・
時間をどうすればできるかと自分に問いかける
自分の行動記録をとる
・実際に働いている時間はどれくらいか仕事以外の時間は何をしているのか
・毎日の時間の使い方を分析する1週間分の行動記録をつくる
・長期的なビジョンを明確にする
➖➖➖➖ 長期的ビジョンを明確にする質問 ➖➖➖➖
本当に手に入れたいものは何か
家族や友人の評価を受けないとしたらどういう決断を下すか
自分に正直になるとしたら、今なにをするのをやめて何をはじめるか
全てのことで成功するとしたら5年後にはどうなっていたいか
好きなように1日を過ごせるとしたら、理想的な1日とは
残りの人生で一つのことにフォーカスするとしたらそれは何か
どんなことでも成功するのなら3−5年にわたって何をしたいか
自分の強みをみつける
仕事でいつ何をしている時やりがいを感じるか
他の人たちが苦労していることでも自分なら容易くできることは何か
普段周囲の人から何が上手かと言われるか
何に情熱を感じられるのか見極める
子供の頃なにをするのが楽しかったか
どんな理由で誰を羨ましく感じるか
時間とお金があるならそれを使ってなにをするか
自信があるなら何をしたいか
世の中にどのような働きかけをしたいのか
→自分について学べば学ぶほどビジョンを明確にできる
ビジョンを明確にして結果を出すには
- 同じことを繰り返す(コツコツ努力する) 基礎の習得を
- 目標について全て理解する全て学ぶ
- 学んだことを全て実行する 成果が上がるまでは一つのプロセスにこだわる
- 結果に責任を持つ
- 望んでいる結果がでるまで絶えず学ぶ。問題は自分の中にある。謙虚になって学ぶ
- 解決法も自分の中にある
- 45分、毎日集中する 中断せず、打ち込む
- 誰もがもつ究極のツールは、「集中力」
- 日々のルーティンを確立する。まず、30日続ける。毎日45分のセッションから始める
- 仕事を始めるきっかけをつくる(ルーティーン)
- 集中して取り掛かると誓うこと
- 注意を逸らすものを全て排除する(刺激の強い、スマホをみないなど)
- 趣味をもつ。一定の時間を趣味に使う(ワクワク)
- 本を読む
- 退屈をしてもよいと思う。休憩をとる
- 自分におもいやりをもつ。心のセーフティネット、自分を責めるのをやめる
感想
よりよい人生を歩みたい。死ぬ時に素敵な人生だったと後悔なく終わりたいと思う。
なのに、その行動ができていない。そんな人多いですよね。私もその1人。なぜ、その行動がとれないのか。時間が永遠にあるのではと勘違いしている。意識できていないから。
わかっていても健康で当たり前の毎日を過ごしているとそんなに意識できない。そして、忘れてしまう。
本書は、なぜできないのか、どうしたら課題が解決できるようになるのか、とても詳しく書かれている。 時間の使い方から自分が明確なビジョンを見つけること(もしくは既にあるビジョン)に対しての課題や方法をものすごく細かく細分化しているので、迷うことなく確認することができる。
明確なビジョンが必要だが、はっきりしない、モヤモヤしている場合は「自分だけの解」を見つけることができるだろう。
私が心に残った言葉を2点あげるとすると、
1.「時間がない」は被害者ぶっている
2.自分におもいやりをもつ
1はよく言ってるのだ。もうやめよう。何が大切なのか考えよう。自分に問う。嘘はつかない。
2は自分に甘くなる時もあるが、大抵自分ができなかったことがあると自分を責める→自己不全感に陥る。これもよくある。思いやりをもって、自分に問い、解決策をみつけるなり、休憩をする等やり方を変えてみようと思う。
あ、あと「全て実行する」これがすごくすごく大切なんだと思う。
結局、その場だけで終わること多いですから。さて、今からやりましょうか!
今後もおすすめな本がありましたら、記していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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