「お金の減らし方」

お金の減らし方

こんにちは、てらもです。

インプットが欲しい時、知らない世界を覗きたい時「本」をよみます。

今回は、私にお金の考え方、ひいては「自分自身の人生を考えさせられた」本について記します。

紹介する本について

「お金の減らし方」森博嗣

この本を是非一読してほしい方は

・「お金の使い方」に対してもう一度見直してお金を満足できる使い方したい
・お金、時間の使い方、自分の人生の考え方を変えて充実した人生設計をたてたい
他者や常識・習慣などに流されてしまっている自分に気づいていない・気づいて、変えたくても変えられない方など

構成

第1章 お金とは何か?
第2章お金を何に使うのか?
第3章お金を増やす方法
第4章お金がないからできない?
第5章欲しいものを買うために
第6章欲しいものを知るために

よみやすさ

著者の森さんの経験や考え方がとてもわかりやすく書いてあります。考え方がとてもシンプルで自分の考えにはないことを書いてあっても腹落ちする内容が多いです。

小見出しが多いのでどんなことが書かれているのか、その小見出しをみただけでわかるようになっています。

どんなシーンで活用できそうか

何も考えず流されていくと、すごく楽ですよね。けど、30代になって、自分の人生このままでいいのかと考えることがものすごく増えました。
この本は、今後の人生において「ターニングポイント」とも言えるような考え方を示してくれたように思います。

具体的にいうと、前々から疑問に思っていたお中元のお金の回収です。任意ではあるものの、お世話になっているから、みんな出しているのかなと思い(うちだけ出していないと変な目でみられるかもしれないという見栄で)払っていました。
けど、これを機にもう一度考え直してみたいと思います。本当は月謝を払っているのでそこまでする必要あるかなと思いつつも払っていました。

「お金があるから使う」これドンピシャで当てはまります。これ、当てはまる人多いのではないでしょうか。お金を使うことで満足を得られていることに否定できない自分がいます。それに気づき、欲しいものにお金を使うという感覚を忘れないでいきたいです。

本当にやりたい、どうしてもやりたいと考える人は、「時間」も「お金」もなんとか工面してしまう。ということを忘れずに。

引用とまとめ

・お金は目的ではない。目的を達成するための手段である。これはお金に価値があるのではなく、目的に価値がある、という意味でもある。

・どのようにすれば自分が満足するかを経験する、価値を決めるものは「自分自身の満足度」だからだ

・自分が満足するために、目的のために、どのようにしてお金を使っていくべきか、ここに集約されているように思います。

・今後のお金の使い方、時間の使い方などいろんな場面において共通するのもだと思います。

買った目的が、誰かに見せるため、誰かに自慢するため、人に見せていい気分を味わいたいためといった他者の目を想定したものになっていないか

・これはとても大事な考え方です。これで私の財布やバッグはブランドものではなくなりました。結果、ものすごく満足しています。

自分が欲しいものをしっかりと把握している人は、それに向かうアプローチを考えるし無駄なものにお金を使わない。時間もそうだ。やりたいことがある人は、時間のやりくりが上手で、時間を有効活用しているように見える。「時間がないからできない」というものはない。誰もが、同じ24時間の1日を過ごす時間はすべて平等にある。時間はつまり「機会」であり「チャンス」なのだ。これを活かすことができれば、その後にやってくる大きな「チャンス」が導かれる。

・時間は平等でその時間を何に使うのか自分次第です。その過ごし方のヒントがこの本に書かれているように思います。

素直に憧れること、羨ましがることが、人を成長させる原動力となる。子供の頃はそれができた。憧れることは恥ずかしいことではない。

・大人になると、安全に生きようとしてしまうところがありました。羨ましくても口に出すこともなければ、すぐに忘れてしまおうという気持ちにさえなっていたように感じます。

人は自分が望んだ通りの者になる

欲しいもの、したいことがあれば、それは必ず実現する。もし、それが実現しなかったとしたら「諦めよう」という道を選択した時である。これも、希望通りになるはずだ

・この言葉は希望が持てるような言葉でとても大好きです。オリラジの中田さんが言っている「人は何者にでもなれるいつからでも」という言葉も好きです。

・全ては「自分」によってこの自分の人生を決めていくのならば、最高に満足のいく終わり方をしたいと思いますよね。やらないより、やって満足した人生を歩んでいきたいと思いました。

自分がかわったこと・得られたもの

「自分」が満足いくにはどのような「お金」や「時間」の使い方をすべきか、というのを考えながら選択していけるようになった。

他者の目を気にして惰性でお金・時間を使っていたことが多々あった。全く無くすのも自分の満足に繋がるかというとそうでもないが、選択肢をもてるようになっただけでも気持ちが軽くなった。

「成長」や「未来」を予測し目の前の欲に対する「満足」を選択しないことで、何にお金を減らしたら良いのか、考えられるようになった。

お金がない」「時間がない」は自分に都合のいい言い訳をつけて諦めることと言い聞かせるようになった

自己啓発本は、自分が怠けてきたなとか、行き詰まった時に読んでいます。

今後もおすすめな本がありましたら、記していきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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